ジゴロ・イン・ニューヨーク

ジゴロ映画でまず最初に頭に浮かぶのが、リチャード・ギア主演の「アメリカン・ジゴロ」であり、もう少し以前の作品だと「真夜中のカーボーイ」あたりが有名だ。

ちなみに、本来ならば「真夜中のカウボーイ」という表示のはずが、当時の日本ユナイト映画の日本法人宣伝部長だった水野晴郎が「都会的な雰囲気を演出したかった」との理由で、「Car＝自動車＝都会の象徴」から「カーボーイ」としたのがそのまま邦題となったという。また、この作品は1969年に制定された映画のレイティングシステムで「成人映画」に該当しながらも、アカデミー賞を受賞した唯一の作品である。

そして、2014年の夏、2つのジゴロ作品とは多少趣は異なるが、ニューヨークに笑いと幸せをばらまいたロマンティックなジゴロ映画が登場する。名優にして名監督であるウディ・アレンとジョン・タトゥーロがタッグを組んだ話題作「ジゴロ・イン・ニューヨーク」は7月11日より公開される。

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