Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ティム・バートンの世界

個性的な作風で人々を魅了し、今や押しも押されもせぬ大監督となったティム・バートンカリフォルニア州バーバンク生まれだが、現在はロンドン在住。

18歳で奨学金を得てディズニーが創設した「カリフォルニア・インスティチュート・オブ・ジ・アーツ」へ入学。卒業後はディズニー・スタジオのアニメーターとなり、「きつねと猟犬」「コルドロン」などに参加。ちなみに、ウォルト・ディズニー・スタジオに雇われていた頃は、クローゼットの中に座り込んで出て来なくなったり、机の上に座ったり、机の下に潜り込んだりといった奇行を繰り返す問題児で、無口で人づきあいが苦手で、同僚たちからは口がきけない奴としばらく思われていたという。

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1982年、24歳でスタジオの創作開発課より資金を得て、モノクロの短編ストップモーション・アニメ「ヴィンセント」で監督デビューを果たした。続いて、ケーブルTVのディズニー・チャンネルで「ヘンゼルとグレーテル」、モノクロ実写短編「フランケンウィニー」を監督。ディズニーを去った後の1985年には、「ピーウィーの大冒険」で長編劇映画デビュー。この映画がヒットした事から、1988年には「ビートルジュース」を1500万ドルで製作。そして、この作品が7000万ドルを超えるスマッシュヒットとなった。

この成功が、低予算で大きな興行成績を上げる監督として注目され、「バットマン」の製作・成功につながる。独創的な映像や美術センスで多くのファンを得て、ユニークな作品を撮り続けている。

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