Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ティッシとナイキ

ジバンシィ (GIVENCHY) 」のクリエイティヴ・ディレクターであるリカルド・ティッシは1975年にイタリアのコモで誕生した。17歳の時にセントマーティンズ校でデザインを学ぶために親元を離れロンドンへ向かう。

優秀な成績で卒業後、イタリアに戻り約5年間「アントニオ・ベラルディ」「コカパーニ」「プーマ」「ルッフォ・リサーチ」などの有名ブランドに勤務。そして、この経験をもとに独立。2004年9月には自分の名前を冠した初めてのコレクションを発表。ミラノのプレタポルテ・コレクションの伝統や慣習を無視して、一連の「ハプニング」のように構成した彼のショーは、演出が型破りであっただけでなく、従来のファッションとは違うという印象を人々に与えた。その後、その才能は2005年2月に行われた「リカルド・ティッシ」2回目のショーで確かなものと認められた。

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2005年3月には「ジバンシィ」ウィメンズ・オートクチュール及びプレタポルテ・コレクションのクリエイティブ・ディレクターに就任。更に、2008年3月にメンズ・クリエイティブ・ディレクターにも任命された。ちなみに、「ジバンシィ」のメンズコレクションはオズワルド・ボーテングの辞任以来、デザインチームがプレゼンテーション形式で行っていた。

彼のデザインはコンセプチャルな傾向があり、多くのファッション誌がそのコレクションを絶賛している。歴代のジバンシィのデザイナーである「ジョン・ガリアーノ」「アレキサンダー・マックイーン」「ジュリアン・マクドナルド」と比較してもティッシの評価は高く、ブランドを甦らせたと言われている。

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