Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

色彩の魔術師

「ラウル・デュフィ(Raoul Dufy)」は、19世紀末から20世紀前半のフランスで活躍した「野獣派(フォーヴィスム)」に分類されるパリを代表する近代絵画家である。明るい色面に軽快な筆さばきで線描をする独特の様式で知られ、また、「色彩の魔術師」として日本でも人気の画家。

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アンリ・マティスに感銘を受け、彼らとともに野獣派の一員に数えられるが、その作風は他のメンバーたちと違った独自の世界を構築している。デュフィの陽気な透明感のある色彩と、リズム感のある線描の油絵と水彩絵は画面から音楽が聞こえるような感覚をもたらす。画題は多くは音楽や海、馬や薔薇をモチーフとしており、ヨットのシーンやフランスのリビエラの煌めく眺め、シックな関係者と音楽のイベントが描かれている。また、本の挿絵、舞台美術、多くの織物のテキスタイルデザイン、莫大な数のタペストリー、陶器の装飾、「VOGUE」誌の表紙などを手がけ、多くのファッショナブルでカラフルな作品を残している。

モノの輪郭にとらわれず、カンヴァスを自由自在に駆け巡る鮮やかな色彩。ラウル・デュフィは作品を通して「生きる喜び」を表現する。

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