Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

第37回日本アカデミー賞

先日、アメリカのアカデミー賞の受賞についてお届けしたが、先週の金曜日は第37回日本アカデミー賞の発表が品川のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。

日本では石井裕也監督の「舟を編む」が最優秀作品賞を始めとする6冠を獲得した。「舟を編む」は、三浦しをんの同名小説が原作で、ある出版社の辞書編集部に集められた個性的な面々が歳月をかけて新しい国語辞書作りに挑む姿が描れた作品。

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俳優部門で最初に発表されたのは、助演男優賞部門。優秀賞を受賞したのは「舟を編む」のオダギリジョー、「東京家族」の妻夫木聡、「凶悪」のピエール瀧、「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」の松田龍平、そして、「凶悪」「そして父になる」のリリー・フランキーの5名。

リリー・フランキーは「凶悪」では「先生」と呼ばれる保険金殺人の冷酷な首謀者、「そして父になる」では決して裕福ではないが、3人の子どもを愛情深く育てる父親を演じ、いずれの作品で受賞してもおかしくないほどの好演を見せているだけに、逆に票が分かれるのではという懸念もあったが、見事「そして父になる」で最優秀賞を獲得した。

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