日本橋三越本店

「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧者のように」という言葉は、アメリカの栄養学者であるエイデル・デヴィスによる格言。

その格言をもとに、「一日の始まりとして重要なエネルギー源である朝食を豊かに楽しんでほしい」という思いから企画された「朝食は王様のように 7DAY'S RECIPES」というイベントが日本橋三越本店で3月5日から18日まで開催されており、「スープと主食」をテーマに4人の料理家が考案した曜日別レシピと共に、朝食の時間と空間を彩る器や道具をクローズアップしている。

今回のために、20名の作家がスープ用のボウルをオリジナルで製作。三浦愛子や池田優子、シモヤユミコなど、現在、注目を集める人気作家の作品が一堂に揃う。ボウルは春の朝食をイメージしたデザインで、1人前のスープの量が美しく収まるサイズになっている。

さらに、ワンプレートでコンパクトに朝食を楽しめるようデザインされたスープと主食を乗せるディッシュトレイを用意。料理を美しく見せるために、仏像の顔や建築、生け花など日本古来より用いられている美の指標「大和比（1:1.4）」と、料理と器の余白として最適と言われる「7:3」の比率をもとに算出されたサイズ（＝25×35cm）のトレイを高塚和則ら4名の作家が特別に製作している。

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