Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ウディ・アレンの最新作

身長は160cmと小柄なウディ・アレンことアレン・スチュアート・コニグズバーグは、アメリカを代表する映画監督であり、俳優、脚本家、小説家、クラリネット奏者など様々な顔を持っている。

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ニューヨークのブロンクス区でユダヤ系の家庭に生まれたウディ・アレンは、幼少の頃ブルックリンを中心に10数回も引越しを繰り返していた。その間、母親の姉妹やドイツにおけるナチスの迫害から逃れてきた親類との賑やかな共同生活と、素性の知れない時に凶悪な面を見せるベビーシッターとの生活を余儀なくされた。

それゆえにアレンの幼年期は、主に女性に囲まれた精神的かつ言語的に混沌としたものだった。また、母親は時々アレンに対して激しい叱責を行った。妹に対してははるかに穏やかな扱いだったので、アレンは「大事にされている、愛されている」という感情が持てなくなった。そして、ひねくれた少年の行く先は現実逃避。アレン少年はコミックや映画、ジャズに傾倒するようになっていった。

1952年、ハイスクール在学中にアレンはPRの仕事をしている従兄や「ニューヨーク・デイリー・ミラー」「ニューヨーク・ポスト」などにギャグを送り始めた。この頃から、筆名として「ウディ・アレン」を名乗り始め、数々のギャグはコラムニストの手によって誌上で紹介され人気を博した。これが芸能エージェントのデヴィッド・O・アルバーの目にとまり、アレンはアルバーのもとで「ウディ・アレン」として臨時雇いのギャグ・ライターという道を歩むことになった。

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