Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

シャネル伝説

以前、「シャネル(CHANEL)」のクリエーティブディレクターであるカール・ラガーフェルドが制作したショートフィルム「ワンス・アポン・ア・タイム(ONCE UPON A TIME…)」が公開された。

映画の舞台は、今からちょうど百年前の1913年、フランスのドーヴィル。ガブリエル・ココ・シャネルは、この海辺の高級リゾート地に最初のブティックを開いた。若き日のココを演じるのは、シャネルの顔としてこれまでも数々のコマーシャルフィルムに登場し、つい先日、ミュージシャンのジェームス・ライトンとマルセイユ郊外で結婚式を挙げたばかりのキーラ・ナイトレイ

f:id:pleasegoodtimes:20131216231442j:plain

ココに上流階級の顧客を紹介する叔母アドリエンヌを演じているのは、フランス人実力派女優のクロティルド・エスム。さらに、ステラ・テナントやリンゼイ・ワクストンら、カール・ラガーフェルドお気に入りのモデルたちも登場する。

全編モノクロの約18分のフィルム。1910年代当時のファッションやスタイリッシュな映像を楽しめるのはもちろん、スポーツウエアに着想を得たデザインやマニッシュなスタイル、パールのロングネックレスの重ね使いなど、店を訪れたマダムたちのファッションにインスパイアされるココを描写したシーンもあり、百年たった今でも多くのファンに愛されるシャネルスタイルの原点を知る上でもひじょうに興味深い。

※続きはこちらでご覧ください。