Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

カスタムイヤモニター

コンサート業界で活躍する音響エンジニアであったジェリー・ハービーがヴァン・ヘイレンのモニター・エンジニアとしてツアーに同行している際、ドラマーのアレックス・ヴァン・ヘイレンから耳を傷めるウェッジ・モニターに代わる物を頼まれ、エンジニアとしての経験を最大限に活かしカスタムイヤモニターを開発した。

そして、ジェリー・ハービーは1995年にモニタリング用イヤホンを設計・製造する会社を設立。こうして「アルティメット・イヤーズ (Ultimate Ears ) 」が誕生した。その後、プロのミュージシャン向けのカスタムイヤモニターのプロバイダーとして業界シェアNo.1を維持しており、カスタムイヤモニター業界では80%のシェアを誇っている。

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また、リンキン・パークのヴォーカリストであるチェスター・ベニントンが、携帯プレーヤーでも「アルティメット・イヤーズ」のカスタムイヤモニターを使用していると創設者に話したことがきっかけとなり、現在ではコンシューマー向けの「fiシリーズ」が発売され、高音質と幅広い音場で高い評価を受けている。

2008年8月15日、スイスの「Logitech International S.A」に3400万ドルで買収され、子会社化された。本社があるスイスを始め、世界的には「Logitech」ブランドで展開しているが、日本法人だけは「Logicoolロジクール)」ブランドで取り扱っている。これは、日本では「ロジテック株式会社」が先にコンピュータ周辺機器メーカーとして展開していたため、名称を混同させないようにブランド名を日本独自のものにしたとされている。

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