スチュアート・ワイツマン

「スチュアート・ワイツマン(Stuart Weitzman)」は、主に靴とバッグを展開しているアメリカのファッションブランド。

1942年生まれのスチュアート・ワイツマンは、父が1950年代にマサチューセッツ州で靴の工場を設立後、そのビジネスに60年代から加わり、シューズのデザインを提供した。そして、1986年に自身の名を冠したブランド「Stuart Weitzman」がスタート。その後、スペイン・エルダの工場を拠点に従業員2000人の規模に拡大。1995年にはニューヨークに旗艦店をオープンした。

エレガントなハイヒールパンプスやイブニングサンダル、カジュアルなウェッジやフラットシューズまで幅広い品揃えが特徴で、独特な素材使い、ゴージャスでラグジュアリーだが、脚へのフィットやシルエットが重視されたデザインのシューズが発表されている。なお、2010年には「ナイン・ウエスト（Nine West）」などを所有する「ジョーンズ・グループ」が同社株式の過半数を取得した。

「Stuart Weitzman」は、アンジェリーナ・ジョリー、ジェシカ・アルバ、テイラー・スィフトなど多くのセレブに愛され、レッドカーペットなどではお馴染みのブランド。また、インソールにはクッションが入り、高いヒールでも疲れにくい言われる彼のシューズは、キャサリン妃が妊娠中も着用していたことで知名度を上げた。

今年の春には世界的なファッションアイコンであり、プライベートでは妻であり母、そして、企業家としての顔を持つケイト・モスが「Stuart Weitzman」の新しい顔として起用され、フォトグラファーのマリオ･テスティーノによるグローバルキャンペーンが展開された。

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