Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

史上最低で最高のロックフェス

最近、けっこう秀逸なドキュメンタリー作品が公開されているが、10月26日に公開予定の「ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD 1987」もなかなか興味深い作品である。「史上最低で最高のロックフェス」として語り継がれるロックフェス「BEATCHILD」が、26年の歳月を経てLIVEドキュメンタリーとして復刻。

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26年前、九州南阿蘇は「ロックの聖地」となった。1987年8月22日から23日にかけて熊本県阿蘇郡久木野村(現:南阿蘇村)にあるこの年にオープンしたばかりの野外劇場「アスペクタ」で行われるロックフェスの前日には、当時日本のロックシーンで最高峰のアーティストたちが事務所やレーベルの垣根を超えて続々と集結し、日本のロックの夜明けを予感しながら熱いリハーサルを繰り広げていた。

会場に向かう狭い山道は車やバイクで大渋滞、当初観客数は3万人の予定が、前日から入口に並ぶ客は増え続け、結果7万人を超えた。開場と同時になだらかな「大草原の客席」は10代から30代の若者たちの姿で埋め尽くされた。

出演アーティストは「ザ・ブルーハーツ」「UP-BEAT、RED WARRIORS」「小松康伸」「岡村靖幸」「白井貴子&CRAZY BOYS」「ハウンド・ドッグ」「BOΦWY」「THE STREET SLIDERS」「尾崎豊」「渡辺美里」「佐野元春 with THE HEARTLAND」の13組。数々の名曲が阿蘇山に響き渡った。

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