Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

アーク・ノヴァ・松島2013

2011年8月9日にスイスのルツェルン市複合コンサートホール「ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)」において、東日本大震災の被災地に向けた音楽プロジェクト「ARK NOVA ~ A Tribute to Higashi Nihon~東日本への贈り物~」の概要が発表された。

今回のプロジェクトを企画し主催する「ルツェルン・フェスティバル(LUCERNE FESTIVAL)」は、伝統あるスイスの音楽祭。毎夏の催しには世界各地から著名人が集い、毎年8万人以上の人が一流のクラシック音楽を聴きにルツェルンにやってくる。

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「ルツェルン・フェスティバル」は、1938年にルツェルン湖畔のトリプシェンにあるリヒャルト・ワーグナーの邸宅前で開かれたアルトゥーロ・トスカニーニ指揮によるガラコンサートに始まった音楽祭。そして、続く数十年の間に国際的に重要な音楽祭へとさらなる発展を遂げ、ヨーロッパ屈指の絶景に囲まれた中世の町に、世界のトップクラスのオーケストラ、指揮者、演奏家たちが集まるようになった。

2001年から「ルツェルン・フェスティバル」として、春のイースター音楽祭「OSTERN」、夏の音楽祭「SOMMER」、秋のピアノ音楽祭「PIANO」という3つの音楽祭を実施している。

「ルツェルン・フェスティバル」の主催者ミヒャエル・ヘフリガー氏は、3.11の出来事に深く心を痛め、「ルツェルン・フェスティバル」を通して日本と密接な関係を築いていたため、自分たちが出来る事で被災地復興に貢献したいと強く思い、音楽や芸術を通して被災地の人々に新たな希望と自信を与えたいという気持ちから生まれたのが「ルツェルン・フェスティバル・アーク・ノヴァ・プロジェクト」である。

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