Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

ロイヤルベビー

待望のロイヤルベビー誕生のニュースで世界中が沸いている。ロンドンには世界からメディアが詰めかけ、祝砲が響いた。王位継承順位はチャールズ皇太子、その長男ウィリアム王子に次ぐ第3位。名前はまだ発表されていないが、「プリンス・オブ・ケンブリッジ」の称号が与えられる。

キャサリン妃がベビーを抱きかかえ、ウィリアム王子が寄り添って病院から出てくると、集まった多くの報道陣からカメラのフラッシュが一斉にたかれ、見物人から拍手と歓声が上がった。この光景も世界中のメディアで報道されたことだろう。

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このロイヤルベビー誕生を記念してというか便乗して、世界中では熾烈な商戦が繰り広げられている。日本でも多くのデパートなどで祝賀セールや特別イベントなどが実施されているが、何と言っても英国での盛り上がりは激しいようだ。

誕生を祝う商品は、定番とも言える記念の陶器プレートから幼児用の便器、青いクリーム入りドーナツまでさまざま。経済予測の専門家らは、緊縮策で冷え込む英国経済に対する波及効果が、短期的には5億2000万ポンド(約790億円)に上ると試算している。また、長期的には祝賀ムードで国内の消費者情緒が上向くとともに、英王室人気の拡大が海外での英国のイメージを支えることで、さらなる経済効果が期待できるという。

ロイヤルファミリーは英国で最も価値あるブランドであり、2013年の英国経済には推定19億ポンド貢献すると分析する専門家もいる。ロイヤルベビーが英国の景気後退から抜け出す中で大きな役割を果たし、王室が英国に長期的な経済価値をもたらすことは間違いないという。

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