Touch the Heartstrings

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華麗なるギャツビー

今年の第66回カンヌ国際映画祭のオープニング作品であり、メイン会場で上映された、ディカプリオ主演の「華麗なるギャツビー」。そして、アメリカ経済が空前の大繁栄をとげた「狂乱の20年代」を舞台にした映画では、ゴージャスな世界観を演出するため「プラダ」や「ミュウミュウ」「ブルックス・ブラザーズ」が衣裳を担当し、そして、「ティファニー」がジュエリーをはじめ、インテリアや磁器、フラットウェアなどを提供し、話題になった。

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「ティファニー」からは「華麗なるギャツビー」のテーマである富や名誉を表現した「グレート・ギャツビー」コレクションが発表されたり、ミウッチャ・プラダが手掛ける衣装展が開催されたりと、「華麗なるギャツビー」公開を大いに盛り上げた。なお、プラダの衣装展は6月30日までプラダ青山店の5・6階で開催されているので、ギャツビーの世界観を体現できる良い機会かもしれない。

衣装展会場では、キャリー・マリガンアイラ・フィッシャーらが身に付けたドレスやハット、シューズ、コスチュームジュエリーに加え、デザイン画やメイキング写真、舞台裏の映像や動画の予告編などが紹介されている。プラダのデザイナー、ミウッチャ・プラダは衣装デザイナーのキャサリン・マーティンと協力し、過去20年間で発表してきた「プラダ」と「ミュウミュウ」のコレクションをインスピレーション源に約40着のドレスをデザインした。

マリガン扮するデイジーがギャツビーのパーティーに出掛けるシーンで着用したクリスタルビーズのドレスは、プラダの10SSコレクションが元になっており、人魚のようなスパンコール使いのドレスは11-12AWコレクションを彷彿とさせる。その他のドレスも、ラメやスパンコール、シルクタフタ、ファー、ベルベットなどを使用し、「狂騒の時代」と呼ばれた当時の雰囲気を再現している。

また、「華麗なるギャツビー」のグローバルパートナーとして、ジェイ・ギャツビーをはじめ、男性キャストの衣装を提供している「Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)」は、明日の23日まで丸の内店でスペシャル衣装展が開催されている。そして、原作に基づいて再現した衣装を現代の素材に置き換えた「GATSBY COLLECTION」がブルックス・ブラザーズの各店舗で販売されている。そんな「GATSBY COLLECTION」のスーツで着飾り、ギャツビーを気取ってみるのも実に面白い。

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