Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

レオナルド・ディカプリオ財団

今年の3月にはクエンティン・タランティーノ監督作品「ジャンゴ 繋がれざる者」に主演したレオナルド・ディカプリオがプロモーションのために来日した。来日中のテレビインタビューで、フジテレビのカトパンこと加藤綾子アナの「モノマネはできますか?」のフリで、眉をつり上げジャック・ニコルソンの顔マネを披露したディカプリオの予想を上回る完璧な顔芸に、その映像が海外メディアでも評判となったことは記憶に新しい。

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今や世界を代表するトップスターのディカプリオだが、彼を一躍スターの座に押し上げたのは、1997年公開の「タイタニック」である。数多くの興行収入記録を塗り替えたこの作品での、悲劇的にして純粋なジャック・ドーソンの役柄が生来の端整な顔立ちと相俟って、その名声と知名度が世界規模で飛び火した。日本では各種メディアがディカプリオを「レオ様」と表現し、ちょっとした社会現象となった。そして、世界でも「レオマニア」と呼ばれる熱狂的ファンが生まれ、1990年代後半を象徴するセックス・シンボルとなった。

また、ディカプリオの宣言で開幕した第66回カンヌ国際映画祭のオープニング作品で、ディカプリオ主演の「華麗なるギャツビー」がメイン会場のリュミエール大劇場で上映された。この作品は、「オフィシャル・セレクション(アウト・オブ・コンペティション部門の作品)」としての特別招待作品で、2009年のピート・ドクター監督作の「カールじいさんの空飛ぶ家」以来、カンヌ映画祭史上二度目となる3Dで上映された。

海岸沿いのホテルの壁面を本作の画像で装飾するほど、街全体が「華麗なるギャツビー」ムードに包まれた今年のカンヌ。会場は多くのファンと世界各国から集まった報道陣が詰めかけ、異様な熱気に包まれた。この日の天候は生憎の雨にも関わらず、キャストたちがリムジンでレッドカーペットに登場すると、会場は悪天候をも吹き飛ばすファンたちの割れんばかりの歓声。ディカプリオらは雨に濡れながらもその熱い声援に応え握手やサインに応じた。

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