Touch the Heartstrings

心の琴線に触れる森羅万象を日々書き綴る「Touch the Heartstrings」

オオサカの新しい顔

ゴールデンウィーク中も大勢の人が押し寄せている先日開業したばかりの「グランフロント大阪」。開業3日間で100万人を超える人々が訪れた。オオサカの新しい「顔」は順調のようだ。

東京と違い、基本的に「苛ち」が多い関西人は行列するのが苦手な人種が大半を占める。ただ、人気ショップなどは長蛇の列が続いている。行列は嫌いだが、新しモノ好きの性格はどうしようもないので仕方ない。行列もイベントだと思えば楽しいものだという割り切りは潔い。

関西初上陸のショップなど注目店舗が多い中、ちょっとした話題になっているのが「ナレッジキャピタル(ナレッジ=knowledge(知識、情報)」だ。同施設は感性と技術の融合を通じて「新たな価値」の創出を目指す複合施設で、一般生活者や技術者、企業、大学・研究機関が集い、知識や情報が行き交うことによって、今までにない商品やサービス、人材を生み出そうという新たな試みが行われている。

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企業と来場者のコミュニケーション空間「フューチャーライフショールーム」や、381席の多目的劇場「ナレッジシアター」など、飲食店やショップ、イベントを通じて、子どもから大人まで、学びながら遊び、楽しめる施設が集まっている。

中でも、9月1日まで開催されている「THE lab. みんなで世界一研究所」は大人気。さまざまなブランドやリテールと協力し、世界でもっとも新しいデジタルファッション技術の研究・開発とコミュニケーション拠点を目指すこのショールームに出展されている面白いアイテムの中で、最新デジタルファッション技術の研究・開発、コンテンツ制作を10年以上にわたって手がけてきたデジタルファッション株式会社の衣服制作ソフト「Dressing Sim LSX」は注目の技術。

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「Dressing Sim LSX」は、人体3Dスキャナーでサイズを測定し、3D衣服制作ソフトでデザイン。そして、アパレルCADで型紙展開し、生産工程(プリント・裁断)といった行程をスピーディーに個々人の体型にぴったり合った衣服を制作する、「ファッション・オン・デマンド」を実現するソフト。

ショールームでは、来場者が人体3Dスキャナーを実際に体験でき、計測にかかる時間はわずか2秒。商品を着て歩く様子が画面上でリアルにイメージでき、360°回転する人の動きや表情に合わせて色・柄や背景を変えられる他、画面上で柄を拡大縮小、柄の配置までデザインするソフト「DFR」もタブレットで動いている。ぜひ体験してみることをおススメする。

なお、このショールームは現在ネット上で展開されているファッションECのバーチャルコーディネートとの連動や、WEBプロモーションの場として活用を訴求。アパレルメーカー、流通のコラボレーションを募集している。また、こうしたデジタルファッションの最新技術を使いこなせる人材育成の拠点としても機能させて行く方針で、すでにナレッジキャピタル内でのセミナーもスタート予定だという。

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デジタル・IT技術は、「グランフロント大阪」の至る所で活用されているが、「ストリートモード・ミックス」をテーマに、ファッション感覚で最先端のデジタルガジェットを楽しむ人々を対象に、デジタルグッズ、アパレルグッズ、カルチャーグッズ、世界中のファッションブランドとのコネクションを活かしたコラボレーショングッズの4カテゴリーを扱う六本木のセレクトショップ「リステア(RESTIR)」が「グランフロント大阪」の南館1階に、新業態「リステアデジタル(RESTIR DIGITAL)」の第1号店としてオープンした。

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「リステアデジタル」は、昨年梅田の阪急百貨店メンズ館で期間限定ショップ「リステア デジタルバー」として出店。今回は「グランフロント大阪」で本格展開する。

パリのクリエーティブ集団「コミューン・ドゥ・パリ(Commune de Paris)」とエクスクルーシブアイテムを制作。トリコロールカラーを基調としたポップなグラフィックデザインiPhoneケースやPCケース、Tシャツなどのグッズが好評だ。

ちなみに、「グランフロント大阪」は、266のテナントを集め、売り場総面積は4万4,000平方メートル。初年度は来場者数2,500万人、初年度売上高400億円を見込んでいる。商業棟の他、ナレッジキャピタル、ホテル「インターコンチネンタル大阪」、分譲マンション「オーナーズタワー」で構成されている。

オープン当日にはミーハー気分で開業初日のお祭り騒ぎを肌で感じてきた。大阪らしくない広い空間が好印象。ちょっとした穴場のカフェを見つけたので、近いうちにまた立ち寄ってみよう…。

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