HublotとJaquet-Droz
1979年、スイスのヴォー州にある基礎自治体ニヨンにおいて、イタリアの時計・宝石メーカー「ビンダグループ」創業者一族のカルロ・クロッコにより創立された高級時計メーカー「Hublot/ウブロ」。会社名の由来はフランス語の「舷窓」であり、舷窓同様にビスで留めたベゼルが特徴。
1980年、従来はなかった金及びステンレスのケースと天然ゴムのラバーベルトとを組み合わせた腕時計「クラシック」でバーゼルデビューを果たす。
当初、スイスの時計業界からは異端扱いされたものの、イタリアのファッション界で受け入れられたのを皮切りに、ヨーロッパの王族などへ次第に支持を広げていった。なお、機械式時計より衝撃に強いという理由から当初のモデルはすべてクォーツ時計だった。また、現在はバックルの改良により解消されているが、当時はラバーベルトはカット不可であり、客は店で複数用意されたベルトの中から自分の腕に合ったサイズのベルトを選ぶ必要があった。
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MONCLERと見えない男
「MONCLER/モンクレール」は、レネ・ラミヨンとアンドレ・バンサンにより、1952年にフランスのグルノーブル郊外のモネステ・ド・クレァモンで創業された。
ブランド名は、「Monestier de Clermont/モネステ・ド・クレァモン」の文字を組み合わせた造語。もともとは、テントやシェラフ、ウェアといった登山家のための装備を手掛ける企業だった。そして、ダウンウェアの原型は、工場で働くスタッフの防寒用に作製した手足を出せるシェラフから誕生した。
ブランドとしての大きな成長は、リオネル・テレイをアドバイザーに迎えたことがきっかけとなった。フランス人として初めてヒマラヤ登頂に成功した世界的アルピニストは、登山家により良いダウンウェアを作るための製品改良に着手。アルピニストにとってはしっかりと動け、保温力に優れた装備は必要不可欠なものであり、最高峰の登山の成功は、まさんい生死に関わる問題であった。
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Range Rover Velar
現在、「Land Rover/ランドローバー」は大きく3つのラインがある。1つは「Range Rover/レンジローバー」シリーズ。そして、多用途性を追求した「Discovery/ディスカバリー」シリーズ。そして、ランドローバーの耐久性やオフロード性能の象徴ともいえる「Defender/ディフェンダー」である。
その「Land Rover」ブランドのトップラインナップ、「Range Rover」シリーズの4つ目のモデル、「Range Rover Velar/レンジローバー ヴェラール」が発表された。
今回登場した「Velar」は、その「Range Rover」シリーズの中にあり、フラッグシップの「Range Rover」に続く「Range Rover Sport/レンジローバー スポーツ」と、「Range Rover Evoque/レンジローバー イヴォーク」のあいだに位置するモデルである。
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