ちょっとリーズナブル
「Frederique Constant /フレデリック・コンスタント」は、創業者ピーター・スタースの曽祖父であるコンスタント・スタースが1904年に始めた時計の文字盤工房が前身で、1988年にピーター・スタースとその妻アレッタ・バックスにより創業したスイスのジュネーブ郊外プラレワットに本拠地を構える時計ブランド。
時計のデザインから設計、パーツ製造、組み立て、検査までを自社で一貫して行う数少ないマニュファクチュールメーカーであり、「手に届く高級品」をコンセプトに、スイス製の高品質な時計を比較的リーズナブルな価格で展開している。ちなみに、「Live Your Passion !/情熱をもって!」というキャッチフレーズを掲げている。
先日、「フレデリック・コンスタント」のクラシカルなルックスが特徴の「クラシック マニュファクチュール」が登場。また、「ハートビート マニュファクチュール」にはネイビーカラーをまとった新作が追加される。どちらも自社製のキャリバーを搭載するモデルである。
※続きはこちら
水族館リニューアル
池袋のサンシャインシティ内のワールドインポートマートにある「サンシャイン水族館」は、日本初の屋上にある水族館で、1978年10月に開館。開館以来、デンキウナギ、オオカミウオ、クリオネなど、世界的に珍しい魚や水棲・陸棲動物を展示。
通常の水族館に比べるとフロア面積は狭く、重量制限もあり大規模改装しにくいといった点があるが、マンボウなど比較的大型な水棲動物の飼育や、日本で初めてサンゴ礁の環境を再現した「サンシャイン サンゴ礁」の常設、アシカショーをはじめとする各種イベントの開催だけではなく、陸棲動物にスポットをあてた「Zoo-Zooハウス」など、様々な生き物の観察と趣向を凝らしたイベントが体験できる施設で、人気を博してきた。
ちなみに、1980年代、ラッコ、ウーパールーパーなどの一大ブームを引き起し、また、アロワナやピラニアも展示して話題になった。ウーパールーパーは、TBS系の「わくわく動物ランド」がブームに火を点けたものだが、当時、展示施設が少なかったため、「サンシャイン国際水族館/旧称」に観客が殺到した。
※続きはこちら
チョイと気になる展覧会
目黒にある「日本民藝館」では、9月1日から11月23日まで、創設80周年特別展第3弾となる「柳宗悦 蒐集の軌跡」が開催される。
1936年、無名の職人による日用の工芸品「民芸(民衆的工芸)」の「美」の発見者として知られる柳宗悦らにより、民藝運動の本拠として開設された「日本民藝館」。創設80周年を記念した特別展第3弾となる今回の展覧会では、民芸運動の創始者としての柳宗悦ではなく、生涯にわたって「信と美」を追求し続けた蒐集家としての柳宗悦に注目し、柳宗悦が蒐集した作品の中から、蒐集年代が明らかな日本のコレクションを中心に展示する。
「柳宗悦 蒐集の軌跡」は、作品が蒐集された順を追って構成される初の試みとなっており、1人のコレクションとしては極めて広範囲な分野に渡った作品を蒐集していた柳宗悦の蒐集作品が蒐集順に展示される。
※続きはこちら
リヤドロの芸術品
バレンシア北部郊外に生まれたホアン、ホセ、ビセンテのリヤドロ三兄弟は、それぞれ14歳の時にバレンシア州の州都バレンシアの美術学校に入学し、フアンとホセは絵画や陶芸を、ビセントは彫刻を学んだ。
その後、「優しさあふれる世界を創造したい」という大きな夢を「ポーセリン(磁器製品)」に託し、スペインの古都バレンシア近郊に小さな窯を築いた。そして、1955年にはバレンシアに販売専門の店を構え、1956年には硬質の白色カオリン磁土を使用した「フィギュリン磁器人形」の製造を開始した。
イメージスケッチから粘土でクレイモデルを作り、石膏で型取りした後に部品ごとに分割。そして、部品から鋳込型を作り、組み立ててから5,000色の絵の具で着色。さらに、釉薬を吹き付け、摂氏1,350度の窯で24時間かけて焼成する。
※続きはこちら